絵本3歳

ざっくん!ショベルカー

今回の絵本紹介は

『ざっくん!ショベルカー』です。

 

 

子どもが好きな、ショベルカーのお話。小さくて力の強い、ショベルカー1号は、深い穴をあっという間に掘ってしまいます。その穴は、植木屋さんが木を植える姿も描かれているんです。町で水道工事をしている時には、交通整理の人が絵が画れていたりと、ショベルカーの働き以外にも、色んなお仕事が描かれているんです。

 

大きいショベルカー2号や、3号の活躍ぶりも!!地面を掘るだけではなく、川で泥をすくうショベルカーや、コンクリートを砕くショベルカー。磁石で鉄をくっつけるショベルカー。いろんな場所で、色んな仲間が働いています。ショベルカーって、そんなことも出来るんだ!って新たな発見もあるはず。きっともっともっとショベルカーも魅力に、子どもたちは、釘づけになりますよ。

 

ショベルカーがトラックに乗って、運ばれている様子も描かれていたり、たくさんの仲間と働いている場面では、ショベルカー3号がどこにいるのか、探す楽しさまで味わえます。

月曜日から日曜日まで、曜日ごとにお話が展開されていきとっても、わかりやすい。最後は、日曜日。工事はお休み。ショベルカーに乗るおにいさんが、河原でのんびりしている場面には、ショベルカーの倉庫でのんびり。ほっこりさせてくれますよ。

 

 

鈴木まもるさんの絵がすごく楽しいんですよね。ショベルカーの周りにさらっと描かれた背景の中に、「がんばれ!パトカー」で迷子になっていた犬と飼い主のおばあさんがいたり、
遠くに、「ピン・ポン・バス」、「うみへいくピン・ポン・バス」のバスや、「はしれ!たくはいびん」の宅配車が走っていたり。お子さんとの会話も弾む1冊です☆

 

鈴木 まもる(すずきまもる)
1952年、東京都生まれ。東京芸術大学中退。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で赤い鳥さし絵賞を、『ぼくの鳥の巣絵日記』で講談社出版文化賞絵本賞を、『ニワシドリのひみつ』(岩崎書店)で産経児童出版文化賞JR賞を受賞。
主な絵本作品に『ピン・ポン・バス』『がんばれ!パトカー』(偕成社)、『せんろはつづく』『つみきでとんとん』(金の星社)、エッセイに『バサラ山スケッチ通信』(小峰書店)などがある。また鳥の巣研究家として 『日本の鳥の巣図鑑 全259』(偕成社)、『鳥の巣いろいろ』(偕成社)、『鳥の巣の本』『世界の鳥の巣の本』『ぼくの鳥の巣コレクション』(岩崎書店)、『鳥の巣みつけた』『鳥の巣研究ノート』(あすなろ書房)などの著書があり、全国で鳥の巣展覧会を開催している。