絵本4歳

ぬ~くぬく

今回の絵本紹介は

『ぬ~くぬく』でーす。

 

この冬の季節にぴったりな絵本。

ぬ~くぬく。

とある、お寺の境内。おしょうさんが、気持ちを込めて作った、干し大根と干しいもが、おだやかな秋の陽を浴びながら話をしています。

 

ええ天気じゃのう

おお、ぬくいのう

と穏やかな会話をしているかと思っていたら…

お互いがなんで、そんな姿で干されているのか

これから、どうなっていくのか競い合っていきます。

 

大根は、

「おいし~い、漬物になるんじゃ!たくあんでも、つぼ漬けでも、色んな漬物になれるんじゃ」と誇らしげに言うのですが

 

それに対抗して、干しいもは、

「芋きんとんに、芋せんべい、芋ようかんに、芋甘納豆、鹿児島の方じゃ、アイスクリームにもなっとるんよ。」と、自分の兄弟には人気者がたくさんおる!と得意げになります。

兄弟を出してまで、自分の方が凄いんだアピール!いや~、お互いに引きません!

最初は、自分の方が!と負けじと言い合っていたのに、うとうとと、うたた寝を始めたようですよ。

 

ゴーンゴーン

おしょうさんが、夕方の鐘をつきました。

うたた寝をしていた間に、干し芋には粉がふいて、干し大根はずいぶんしわくちゃに。お互い、いい感じの姿になっていました。

 

なんだかんだと言い合っていた2人は

「ほうよ、ほうよ、ほんとよのう」と最後は仲良しに。え??さっきまでの言い合ってたのに、どうしたん??

ほうよほうよとは、一体どんなことに共感しあったのでしょうね。

 

芋と大根の喋り口調も面白く、どんどん読み進めていっちゃいますよ。