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ずっとそばに・・・

今回の絵本紹介は

『ずっとそばに・・・』です

 

 

熊が山から下りてきて、畑を荒らしたり

人間を襲ったりとニュースで目にすることが

増えてますよね。

 

そんな、熊のお話。

いもとようこさんの優しいイラストで描かれています。

 

 

 

むかし、やまには どうぶつたちが

たくさんすんでいました。

どんぐりや いろんなきのみも

いっぱいなっていました。

 

そこへ、にんげんたちがやってきて、

どうぶたちは、どんどんやまおくに

おいやられていきました。

 

 

 

みんな、くまさんのいうことを

よくききました。

 

「けっして 

さとにおりてはいけないよ!」

 

くまさんの おとうさんとおかあさんは

くまさんが小さいときに

人間につかまり かえってこなかったのです。

 

 

くまさんは、ひとりぼっちのこどもたちを

けっしてひとりぼっちにしませんでした。

 

そう、だれよりも

ひとりぼっちのさみしさを知っていたから。

 

 

でもね、次の年・・・

山のきのみがならなかったんです。

 

もうすぐ、寒い冬がくるのに

こどもたちは どんどん 弱っていきました。

 

 

くまさん、決心して山を下りていきます!!

 

 

 

のうかの庭先のかきの実を

「こどもたちに すこしだけ いただきます」

そういいながら、

ひとつ、ふたつ・・・

 

と、そのとき!!

 

 

鉄砲で足を撃たれてしまうんです。

 

 

必死で子どもたちのところへ

たどり着くと倒れてしまう、くまさん。

 

自分たちのために さとへ行った くまさん。

 

自分たちを ひとりにしなかった くまさん。

今度は、みんながくまさんを

ひとりぼっちにさせません。

 

「くまさん、ずっとそばにいるよ・・・」

「すっとそばにいるよ・・・」

「ずっとそばに・・・」

 

 

 

ゆきが ちらちら降ってきます。

 

「こんどは ぼくたちが

あたためてあげる・・・」

 

 

雪はこどもたちのうえに ふりつもります。

 

 

かみさま、どうか、このこたちを

おまもりください。

 

 

 

なんて、切ないお話。

 

なぜ、くまが里におりてこなければ

いけなくなったのか。

 

いろんなことを考えさせられます。

 

子どもたちに、優しい気持ちや

命の話をするのにもお勧めします!!