絵本4歳

つみきのいえ

今回の絵本紹介は『つみきのいえ』でーす。

 

つみきのいえっていう、タイトルを聞いただけだったら、どんな話なんやろか?って、全然想像がつかない。読んでみたらね、いい話なのよ~。

 

ひとりのおじいさんが、かわった家に住んでいるんだけど、どうしてこんな家に住んでいるのでしょう。最初のページのイラストだけを見ても、なにが変わった家なのか、いまいちわからなかったんだけど、このページになったらわかった!!おじいさんの住んでいる町は、海の水がだんだん上がってきてしまうんだって。だからね、水がうえに上がってきて、住んでいた家が、水の中に沈んでしまうと、その家の上に、また新しい家をつくっていくんだって。

その家がまた、水の中に沈んだらつくる!この繰り返しをしてきた、おじいさん。積み木を何個も何個も積み上げたような家になったんだって。だから、つみきのいえっていう、タイトル!!

おじいさん、3年前におばあさんも亡くなって、今はひとりぼっち。それでも、毎日楽しく暮らしていました。そんな、あるとしの冬のこと。

また、家まで水が上がってきてしまいました。

 

家をつくっていた、おじいさんは大失敗をしてしまいます。

「あっ・・・・!道具が・・・・」

 

のこぎりや、かなづちは水の中に落ちていってしまいました。

道具をとるために、水の中に潜っていったおじいさん。3つ下の家に落ちていたんだけど、この家は・・・

 

おばあさんと一緒に住んでいた時の家なんだって。

ここからちょっと、しんみりします。

 

この家をみて、おじいさんは、おばあさんが亡くなる時のことを思い出したんだよね。それから、おじいさんは、もっと下の家にも行ってみたくなって、潜っていきます。下の家へ潜る度に、むかしその家に住んでいた時のことを、思い出しました。まちで、カーニバルがあって、おばあさんや子ども、孫たちと楽しんだこと。

一番上の娘が、花嫁になっておばあさんのこしらえてドレスを着て、出ていった家。

飼っていた子猫がいなくなって、みんなで悲しんだ家。

そして、最初の赤ちゃんが生まれた家。この家では、おじいさんはブランコをつくり、おばあさんは、洋服を作った思い出があります。

 

下の家へ 下の家へ行くたびに、どの家にも、どの家にも思い出が残っているのです。そして、とうとう一番下の家まできました。その家のおじいさんの思い出とは??

 

おじいさんの、思い出が積み重なった、このつみきのいえ。みんなが引っ越していくのに、おじいさんが引っ越さないのがわかります。しんみりさせられますが、最後はあったかい気持ちになりますよ☆

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つみきのいえは、第81回米国アカデミー賞短編アニメーション部門受賞をはじめ、2008年6月のフランス・アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞(最高賞)・こども審査員賞をダブル受賞、2008年度第12回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞など、世界中の映画祭で20冠に輝いた短編アニメーション「つみきのいえ」を、作者である加藤久仁生(監督)、平田研也(脚本)の二人が絵本として描きおろしました。