絵本4歳

ちがうねん

今回の絵本紹介は『ちがうねん』でーす。

 

いっぴきのちいさな魚が、ぴったりのぼうしをかぶって、すいすいと海の中を泳いでいま

す。それは誰のぼうし? 『どこいったん』に続く長谷川義史さんの翻訳絵本2冊目! ペ

ージをめくるたびにどきどきが止まりません。

 

 

 

頭にぼうしをのせた、ちいさな魚が泳いでいます。

「このぼうし ぼくのと ちがうねん。 とってきてん。」

 

出だしから、衝撃発言をしてくるわー!!ちいさな魚にぴったりのかわいいぼうし。ちいさ

な魚は、おおきな魚が寝ている間に、盗んだのです。それをかぶったま

ま、海藻のジャングルを目指して逃げているみたい。あそこに隠れたら、だあれにも見つか

らないという、確信を持ってるんだけど、そんなに上手くいくの??暗い水の底、ちいさな

魚は誰にともなく言いうんだよねぇ。

 

「きっと まだ ねてるわ。」「ぼくのことなんか あやしめへんわ。」

 

 

 

けれどおおきな魚は、もう起きています。そして完全に気づいています。もうこれ、アウトなやつです。

 

なのに、なのに・・・・

 

「ないしょやで かいそうの ジャングル いくねん。」

「だれにも みつかれへんねん」って、呑気に言っちゃってる。

 

カニに みられてけど。ぼくが どっちに いったかは、カニと ぼくの ひみつやねん。って、カニを信用しきってるけど・・・・

 

 

えぇぇぇぇぇーーーー!!!!

 

カニ、追ってくる大きな魚に、教えてますけどぉぉぉーーー!!!!

 

もう、バレバレですわ(笑)

 

逃げるちいさな魚にせまりくるおおきな魚。

恐怖の音楽が聞こえてきそうな緊迫感です。

読み手は、ちいさな魚がしゃべればしゃべるほど焦ります。

だって、すぐそこまで追ってきているんです、おおきな魚が!!すぐ、そこまで!!

 

さあ、逃げ切ることが、できるのか。

 

 

迫ってくる緊迫感とは逆に、呑気すぎるさかな。

このギャップが、絵本の展開を楽しませてくれます☆

こんな、呑気にされたら、行き場を教えたカニさんの気持ちも、わからんでもないなぁ。大人が読んでも面白い絵本です☆

 

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