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今回の絵本紹介は『やっぱりおおかみ』でーす。

おおかみなんて、もうどこにもいないとみんなは思っていませんか?でも、本当はいっぴきだけ生き残っていたのです。ひとりぽっちのおおかみが、仲間探しをはじめますよ。

ひとりぼっちの おおかみは なかまをさがして まいにち うろついています。どこかに、誰かいないかな。
仲間がほしいな
でも うさぎなんか ごめんだ
そして、やぎの町、ぶたの町
みんな 仲間がいるから いいな
すごく賑やかで、楽しそうだ

だけど、みんなが逃げていきます。だって、おおかみなんだもん。
そんな時、おおかみの子は決まって言うんだよね。
「け」。
そりゃ、逃げられたら、「け」って言いたくもなるよね~
そんな時、おおかみは、ふと思うのです。
もしかして、しかになれたら、あそこで楽しく遊べるのに
でもね、おおかみはおおかみのままなんだよね。

おれに似た子はいないかな・・・って、家族仲良く、食卓を囲む牛の家を覗いてる姿が、なんだか切なくなってくる。
おれに似た子はいないんだ
墓場で寝そべって、落ち込むおおかみ。さあ、このままひとりぼっちなのでしょうか。切ないながらも、おおかみから、勇気ももらえますよ!!
1977年に発売された、佐々木マキさんの代表作のひとつ『やっぱりおおかみ』は、年齢を問わず、多くの人たちの心をひきつけます。
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