ぜったいにさわっちゃダメ？

今回の絵本は『せったいにさわっちゃダメ？』です。

ちゅうい

おとうさん、おかあさんへ

この本を触ると　おかしなことが起こります

って、子どもにじゃなく親へのメッセージという

ちょっと変わった始まり方なのですが、

こういうのが逆に子どもの心を掴むんですよね！！

んん～！うまい！！

絵本の内容はといいますと……

やあ

ぼくのなまえはラリー

みてみて　このえほんしってる？

これはまほうのえほんなんだ

いいでしょ？

と、この絵本が魔法の絵本だという魅力をちらつかせておきながら

きみは

さわっちゃダメ！

これは自分の絵本だから、ラリーしか触れないと意地悪を言うんです

それを聞いた子どもは、えっ？ってなりますよね

自慢するだけ自慢しといて触らせてくれないって酷じゃないですか。

【ダメッと言われると、やりたくなる】
こどもの好奇心を刺激してきた、ラリーは提案します

どうしてもさわりたいの？しょうがないなあ

と言って、ここで一気に子どもの心をぐぐぐぐーって掴むんですよ！彼は！！

子どもの心を掴んだラリーは、ここからは子どもたちと一緒に遊んでくれます。

指でまっすぐなぞってみたり　　ツツツ　ツツツ

掌でこすってみたり　　ゴ～シゴシ　ゴ～シゴシ

まあこんな感じで絵本で遊んでいくのですが、、、、

恐竜みたいに叫んじゃえ！　　ガオウ！　ガオウ！ガオオオオウ！

両手を広げて羽ばたいて！　　バタバタバタ！　バタバタバタ！

って、もう絵本そっちのけになってしまってます(笑)

テンポも良くアクション性の高い参加型絵本で、楽しいですよ。

そして、声を出したり身体を動かしたりも出来るので、

雨の日など子どもの体力が余ってる時に読んでみるのも良いかもしれませんね♪